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中国の入境観光の発展、新たな戦略的チャンスを迎える。
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中国の入境観光の発展、新たな戦略的チャンスを迎える
上海市は新年早々、「ワールドオデッセイ」「クイーン・メリー2」などの外国人客を満載した客船を迎えた。これらの観光客は外灘、新天地、田子坊、豫園、朱家角などの有名スポットをめぐり、さらに龍と獅子の舞い、戯曲、面人、糖画、切り絵、空心字、草編などの無形文化遺産を観賞した。一部の外国人客は上海市民の自宅を訪問し、彼らと共に食事・会話し、ありのままの上海らしさを実感した。
上海市の昨年の入境観光客数は前年比2.37％増の延べ890万人に達した。上海は観光製品・サービスの供給を拡大し、質向上に取り組んでいる。「上海ストーリー」「中国ストーリー」を読み解こうとする多くの入境客を集めている。
上海旅行の入境観光の発展は、中国入境旅行の縮図に過ぎない。文化・観光部が今年2月に発表した最新の統計データによると、中国の入境観光市場は緩慢な成長軌道に乗り、昨年の入境観光客数は前年比1.2％増の延べ1億4100万人に達した。うち外国人客は4.7％増の延べ3054万人。入境宿泊観光客数は3.6％増の延べ6290万人。ミャンマー、ベトナム、韓国、日本、米国、ロシア、モンゴル、マレーシア、フィリピン、シンガポールなどからの観光客が中心だった。
中国には5000年の歴史・文化・伝統、世界2位の経済国の建設という成果がある。それから美しい自然資源、繁栄・発展の活力がある。中国社会科学院観光研究センターは先ほど発表した「2018−19年中国観光発展分析・予測」の中で、「活力あふれる大国としての中国のイメージが初歩的に構築された。これは海外観光客が現代中国と台頭する中国を認識する動力をさらに引き出し、新時代の入境観光の発展を効果的にけん引している。これは今後一定期間に渡り中国入境観光の発展が迎える、新たな戦略的チャンスだ」と指摘した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年3月23日
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