記者:この質問をしたのは、米国のペンス副大統領とポンペオ国務長官が先週欧州を訪れ、ペンス副大統領はミュンヘン安全保障会議で米国の西側の盟友に5G通信で華為の設備を使用しないよう働きかけたためである。ミュンヘン安全保障会議では西側の安全防衛を東洋に任せてはならないとも言及されたが、この点についてどのように考えているか。
任正非氏:まず、私は2人に感謝したい。2人は米国のとても偉大な人物である。ペンス氏の財産公示をみたが、個人の預金は1万5000ドルしかなく、2人の子供の教育費も1万5000ドルの預金でまかなっている。ポンペオ氏も偉大な人物で、ハーバードの政治学博士である。2人は全世界に華為の5Gを宣伝した。5Gが何かを知らなかった庶民も、彼らが宣伝したことで「これほど偉大な人が宣伝する5Gを見てみよう」と思ってくれる。
見たら、世界で華為の5Gは最も優れており、私たちの5Gは世界一すばらしい5Gだとわかってくれ、最終的に私たちの影響力も高まる。私たちの契約は減少せずに増加している。しかも、その加速し、欧州でも増え続けている。そのため、2人が宣伝してくれたことに感謝したい。広告料を支払う必要もなく、ありがたい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月24日