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発信時間：2019-04-01 15:39:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買聯合会は3月31日、2019年3月の中国製造業購買担当者指数（PMI）を発表した。中国製造業PMIは50.5で、前月に比べ1.3ポイント上昇。高不況の分かれ目となる50を3カ月連続下回っていたが、再び50を上回り、2018年10月以降では最も高い水準となった。

　「製造業PMIが好況水準に上昇した」。国家統計局サービス業調査センター高級統計師の趙慶河氏は、3月の生産活動が加速し、内需の改善が続いたと分析した。春節が終わり、製造業が次第に正常の生産に戻ったことで、生産指数と新規受注指数がいずれも6カ月ぶりの高水準に上がった。うち生産指数は前月を3.2ポイント上回る52.7で、新規受注指数は前月を1.0ポイント上回る51.6に2カ月連続で上昇した。中国政府の実体経済発展を支える政府機構簡素化、減税、費用引き下げの実施に伴い、需要と供給が共に回復した。

　中国銀行国際金融研究所研究員の李赫氏は、春節要因の減退と生産回復が製造業PMI回復の主因との見方を示す。過去の経験から、春節後に企業が生産を相次いで回復し、3月のPMIが春節当月に比べ上昇する傾向にあると指摘した。

　統計によると、新たな成長エネルギーが拡大し、消費財業界が安定している。趙慶河氏によると、3月のハイテク製造業、装備製造業、消費財製造業のPMIはそれぞれ52.0、51.2、51.4で、いずれも製造業全体の平均を上回った。うち農産物副食品加工と医薬の製造業PMIは53.0以上の高水準に達した。

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