足元では多様で包摂的かつ持続可能な「一帯一路」向けの資金調達システムが概ね構築されてきた。 「多様な」というのは、資金調達方法の刷新で、多様なルートでの資金供給を実現することを指す。「包摂的」というのは、各方面から共通認識を得て、成長力を共有することで、「持続可能な」というのは、債務リスクを防止し、健全で調和ある発展を実現することを指す。
財政部は今後、「一帯一路」の質の高い発展に向けた資金調達政策の枠組みを共同で構築し、28カ国の財政部門とともに承認した「一帯一路」の資金調達に関する指導原則を実施する方針だ。また、世界銀行と「一帯一路」プロジェクトに関する環境と社会の基準を共同で研究するほか、アジアインフラ投資銀行(AIIB)など8つの国際開発機関と共同で設立した国際的な開発・資金調達協力センターの役割を発揮させていきたい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月26日