4月17日の国務院常務会議で、小規模零細企業の資金調達コストを一段と引き下げ、金融による実体経済への支援を強化する措置が決まった。
中国人民銀行(中央銀行)の劉国強副総裁は4月25日の国務院政策定例ブリーフィングで、「2018年第4四半期に、大手銀行が新規に発行した包括的小規模零細企業向け融資の平均金利は第1四半期より1ポイント以上低下、企業向け融資の加重平均金利は2018年9月以来6カ月連続で低下した。今後、人民銀と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は国家発展改革委員会(発改委)や財政部などの関連部門と共に、国務院常務委員会の要求に基づき、効果的な措置を講じ、各政策の相乗効果を発揮させ、小規模零細企業の資金調達コスト引下げを図る」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月30日