中国の広東省広州市で開催されていた第125回広州交易会(広交会)が5日午後に閉幕した。今回の広交会には、213カ国・地域から国外バイヤー19万5454人が参加し、輸出契約額は1995億2400万元に上った。
今回参加した「一帯一路」沿線国・地域のバイヤーは8万8009人と、全体の45.03%を占めた。「一帯一路」沿線国・地域向けの輸出契約額は前回比9.9%増の106億3千万米ドルで、全体の35.8%に上った。今回の広交会では、「一帯一路」沿線国・地域の参加バイヤー数と契約額が目立った。
今回の輸出契約額のうち、電気機械製品は全体の53.9%に当たる160億3千万米ドルで、前回に続きトップだった。軽工業製品は25.6%に当たる76億1千万米ドル、紡績・服装は5.4%に当たる16億2千万米ドル。契約は、中・短期の割合が高止まりし、長期が依然として低かった。
今回の広交会は、企業の多様な国際市場の開拓を後押しすると共に、国外貿易の競争力を育成した。新規参加のバイヤーは8万2375人と、全体の42.15%を占め、企業の新規顧客と新規市場の開拓につながった。一部の企業は広交会で、顧客の80%以上と知り合い、受注の70%を獲得している。
また、今回の広交会輸入展には38カ国・地域の650社が出展し、テーマはハイテク・スマート、グリーン・低炭素などに集中した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月7日