開放の道
開放は、「一帯一路」共同建設の核心理念の一つとなる。中国は、沿線国との「共同協議、共同建設、共有」の原則を堅持し、経済・貿易協力を持続的に深化させ、互恵・ウインウインの開放の道を開拓している。
「一帯一路」構想発表後の約6年間で、中国と沿線国の貨物貿易額は6兆米ドルを超え、中国企業は沿線国に900億米ドル超の直接投資を行い、沿線国と域外協力パーク82カ所を共同建設し、現地に約30万人分の就業ポストを生み出した。
開放は、現代中国の鮮明な標識となっている。より広い分野での外資の市場参入拡大や、知的財産権保護の国際協力の強化、商品・サービス輸入の増加、国際マクロ経済政策の協調、対外開放政策の実行など、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで中国は、改革開放措置に一層注力し、対外開放の水準を上げ、互恵・ウインウインを追求する決意を示した。
「持続的な開放拡大は、中国が自身の競争力向上につながるだけでなく、多国間貿易と投資体系の安定にも貢献する」。国際貿易センター執行主任のゴンザレス氏は、中国による開放拡大の世界的な意義をこのように評価している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月9日