多くのチャンスと良好な見通しに期待、外資が「中国号」に殺到

多くのチャンスと良好な見通しに期待、外資が「中国号」に殺到。

タグ:外資導入

発信時間:2019-05-13 15:12:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 5月より、複数の外資系金融機関が相次いで中国経済の先行きを楽観視するシグナルを発信している。スタンダードチャータード銀行・オーストラリアコモンウェルス銀行・JPモルガンチェースは、今年の中国GDP成長率予測をそれぞれ6.5%、6.5%、6.4%に引き上げた。国際通貨基金(IMF)は先般発表した「世界経済見通し」で、世界の主要国で唯一、中国の成長見通しを上方修正した。


 アナリストの間では、中国の持続的なネガティブリストの縮小、外商投資法の制定、金融業への参入基準引下げ、適格外国機関投資家(QFII)の投資枠拡大など、一連の着実で有効な開放措置により、中国のビジネス環境は一段と改善、外資の投資意欲が一段と喚起され、「中国のチャンス」はより明確で確かなものになったとの見方が広がっている。


 年初より、中国が対外開放分野で打ち出した措置には多くの見どころがある。


 ネガティブリストについては、最新版の市場参入ネガティブリストは以前のものと比較して177項目、具体的管理措置は288件削減された。投資枠については、海外投資家の中国資本市場に対する投資意欲拡大に応えるため、中国はQFII投資枠の上限を1500億米ドルから3000億米ドルに拡大した。法制度については、 第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議において「中華人民共和国外商投資法」が成立し、新時代の中国の開放型経済新体制構築に向けた基本法の1つとなった。

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