国務院新聞弁公室は9日午前、アジア文明対話大会開催に関する記者会見を開いた。中国国家文化・観光部(省)の張旭部長が大会期間中に行われる一連の文化観光活動の詳細について紹介した。中央テレビ網が伝えた。
文化・観光部は、大会枠組内で「文化観光と人々の交流」分科会を行うほか、アジア文明ウィークに開催される「アジア文化観光展」と「アジア文明合同展」、さらには「アジア文化エキジビション」などのイベントを主催する。
このうち「文化観光と人々の交流」分科会は、国家会議センターで5月15日に開かれる。現時点で海外からのゲスト約120人が、同フォーラムに参加することになっており、タイのピニ前副首相のなどアジア諸国の政府要人が数多く出席し、スピーチを行う。
「アジア文化観光展」は5月16日から18日まで開かれ、国内31省(自治区・直轄市)と海外23の国と地域の関連機構23団体の出展が決まっており、旅行会社関係者は、海外から約200人、国内から約160人が参加する。カンボジアとラオスも、主賓国として同展に参加する。開催期間中、アジア旅行業者大会や中国文化・観光PR会、アジア遺産映像展、アジア文化旅行商品仕入れ会など一連の関連イベントも開催される。
「アジア文明合同展」は、アート展と文化財展で構成される。アート展は、メイン展1つとサブ展4つから成り、メイン展「大道融通――アジアアート作品展」は中国美術館で5月10日に開幕する。サブ展4つは、「文明の匠の心――アジア無形文化遺産展」、「アジアデジタルアート展」、「甲骨文の記憶展」、「比類なきマクロプログラミング 文献大成―国家図書館所蔵『永楽大展』文献展」からなり、北京の異なる会場で開かれる。このうち、「甲骨文の記憶展」は常設展で、他の3つは5月7日から6月13日まで次々と開幕する。
文化財展のテーマは、「大きく美しいアジア―アジア文明展」で、中国国家博物館で今月13日に開幕し、現在までにアジア20ヶ国以上の作品300点(セット)の出展がすでに確認されている。また「シルクロード国家博物館所蔵逸品展」も、大会の枠組みに組み入れられている。
「アジア文化エキジビション」でメインとして、中国香港地区、日本、韓国、フィリピンの共同制作による「アジア バレエの夜」が北京天橋劇場で5月14日に開幕する。
今後イベント期間中、人々はコンサートや演劇、ダンスなど様々な特色ある芸術イベントを楽しむことができる。また、文化・観光部は、「アジア文化カーニバル」と「アジア文明パレード」を企画しており、海外からパフォーマーを招待し、現在までに海外からのパフォーマー約750人が「アジア文明パレード」に、海外からのパフォーマーが「アジア文明パレード」に、それぞれ出演することが決まっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年5月13日