稼いだ金を大胆に遣い、旅行を好む90年代生まれの若者たち

稼いだ金を大胆に遣い、旅行を好む90年代生まれの若者たち。

タグ:旅行

発信時間:2019-05-13 18:07:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「90後(1990年代生まれ)」の圧倒的多数が、いまや、「勉学」、「仕事」、「家庭生活」という三大分野で奔走するようになっている。彼らの世代は、これまでの時代を打ち破る数多くの「特徴」を示している。人民日報海外版が報じた。


〇「オタク」は「90後」を示す唯一の特徴にあらず


少し前に北京大学マーケット・メディア研究センターと網易が共同で発表した「90後:インターネット時代原住民」と題する報告によると、「90後」が自分を描写する際に最も多く使っていた言葉は「オタク」で、3分の一の「90後」は、自分のことを「オタク」と表現していた。確かに、インターネットの発展によって、さまざまな娯楽スタイルが生まれ、現在では、家から一歩も出なくとも、時間をつぶす方法が数多く生まれている。


しかし、「オタク」は、「90後」を表す唯一の特徴という訳ではない。オンライン旅行会社「携程旅行網」の調査研究データによると、「90後」の96%は、少なくも年に1度は旅行に出かけている。


携程などチケット予約購入プラットフォームのデータによると、終わったばかりの五一(メーデー)連休中に旅行に出かけた人のうち「90後」は30%を占め、旅行者の中堅勢力となっている。また、「00後(2000年以降生まれ)」の割合も大幅に上昇し、全体の7%で第4位となった。


〇質の高い旅行商品に人気が集中


メディアが過去に発表したデータによると、「90後」の支出額については、「月額1001~2000元(1元は約16.1円)」が全体の48%を占めた。月々の基本的な衣・食・住・交通にかかる費用を差し引くと、ほとんど手元に残らない。このため、「90後」が毎年の旅行に使える絶対額はそれほど多くない。しかし、消費レベルに対する旅行費用の相対値をみてみると、「90後」が毎年旅行のために費やす金額は、ほぼ2ヶ月分の日常消費額に相当している。

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