「新消費」は人々の体験をグレードアップすると同時に、別の側面から経済成長の原動力を反映している。2018年の消費支出の対GDP成長率寄与度は76.2%で、前年比18.6ポイント上昇し、資本形成総額の43.8ポイントを上回り、消費は5年連続で経済成長の主な牽引力となった。今年第1四半期、消費の経済成長への基本的役割はさらに強固された。「新消費」には高いニーズという基礎がある。約14億人の人口を抱える巨大市場、4億人以上の中等所得層の強大な購買力は、どの国も勝てない巨大な消費力であり、中国経済の時速的発展の最大の支えになっている。
「新消費」は消費スタイルだけでなく、消費体験も変え、消費構造は反復され、合理化・グレードアップしている。2018年を見ても19年第1四半期を見ても、中国の社会消費財小売総額の前年比伸び率は2桁増に達していない。実は、この背後には「消費構造の合理化の中で実物消費の比率が低下し、伸び率が縮小する」という発展規律がある。2018年の中国のサービス消費が消費支出に占める比率は49.5%に達した。「天下の半分を占める」これは社会消費財小売総額に現れていない。「新消費」には伝統的ニーズのモデル転換・グレードアップだけでなく、新興ニーズの強いけん引力もあり、実物消費の持続的な加熱だけでなく、サービス消費も急速に台頭し、中国の消費ニーズのパイをより大きくし、合理化していると言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月26日
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