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発信時間：2019-05-30 10:55:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　「戦いたくはないが、戦うことを恐れず、戦わざるを得ない」米国の対中経済貿易摩擦について、中国政府は終始この原則的な立場を貫いている。米国は何度も関税を引き上げ、中国は何度も報復措置を講じることを余儀なくされている。

　米国がエスカレートし、関税を引き上げたばかりか世界のサプライチェーンを捻じ曲げ、中国企業の生存に関わる技術製品の供給を「剥奪」しようとしている。全世界はこの覇を唱える行為に唖然としている。米国の指導部の一部の人物には、自分の利益しか見えていない。全能の力を持ち、世に比べる者なしと自惚れている。自分の利益のため、世界のサプライチェーンを意のままに操ろうとし、「偉大であり優先されるべき」自分たちがすべてを自由にできると考えている。ところがニュートン力学を学んだことのある人ならば、作用には同じ大きさの反作用が伴うことを知っている。

　米国の一部の政治家が極端な圧力をかけるよう主張するに伴い、人々は中国がどの「切り札」を切るかに関心を寄せている。海外の多くのメディアはレアアース（希土類）に目を向けている。「中国はレアアース市場で主導的地位を占めており、報復措置を手にしている」と分析する声もある。

　中国は世界最大のレアアース生産国であり、その世界最大の供給国でもある。多くの先進国は、レアアースの需要大国だ。レアアースの開発と利用の強化は、中国と全世界の経済にとって積極的な意義を持つ。中国は一貫して開放・協同・共有の方針に従い、レアアース産業の発展を促してきた。

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