5月30日、上海で外商投資プロジェクト38件の契約が集中的に結ばれた。投資総額は492億元に上り、独アリアンツ保険グループ、仏グループPSA、米JPモルガンチェース、日本のローソンなど、多くの有名多国籍企業が名を連ねた。
同日、ファイザー・アップジョン事業部門のグローバル・ヘッドオフィスが上海で開設された。多国籍製薬会社のグローバル本部が上海で設立されるのはこれが初めてで、米ファイザーが事業部門のグローバル管理センターを米国外に設立するのもこれが初めてだ。
ファイザー・アップジョン事業部門グローバルプレジデントの高天磊氏は、「上海は外資系企業に良好なビジネス環境を整備し、企業の発展に積極的に貢献、我々に上海でグローバル本部を設立する自信を与えた」と語る。
今年7月、サムスン電子半導体ハイエンドメモリチップ第2期プロジェクトが西安で建設される。サムスン中国半導体有限公司副総裁の池賢基氏によると、第2期プロジェクトは2つのステップに分かれ、総投資は140億米ドルを上回り、2020年第1四半期をメドに量産体制に入る見通し。同氏は、「サムスン電子半導体事業が引き続き第2期プロジェクトの建設に入ることは、我々が中国経済に自信を持っていることを示す」としている。