「海外投資家の実際の行動は中国市場に対する真の姿勢を反映、特に中国ビジネス環境の持続的改善と国内市場の潜在力が現れるのに伴い、多くの多国籍企業が発展の重心を中国にシフトしようとしている。それはすなわち中国のチャンスを捉えることがねらいで、企業自身の利益と市場の原則に合致する行為だ」。中国人民大学財政金融学院副院長の趙錫軍氏は人民日報記者のインタビューにこう応えた。
アナリストは、「米国が中国製品に追加関税をかけるなか、外資系企業の中国での投資起業に対する熱意が依然として衰えを見せないことは、海外投資家の中国市場と中国経済に対する信頼を充分に示す」と指摘。今後は、中国経済が安定と改善に向かい、市場の潜在力発揮が加速、改革開放が深く進められるのに伴い、中国経済の先行きを楽観視する見方の強固な基盤が築かれるとみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月4日