中国工業・情報化部(省)は6日、中国電信、中国移動、中国聯通、中国広電の各社に5G商用化の営業許可証を発行した。「中国青年報」が伝えた。
2016年5月5日、同部は中国広播電視網絡有限公司(中国広電)に「基礎電気通信業務経営許可証」を発行し、同公司が全国規模でインターネットの国内データ伝送業務、国内通信設備サービス業務を運営することを認可した。これはつまり、中国広電が中国移動、中国電信、中国聯通に次ぐ4番目の基礎的電気通信業務を提供する通信キャリアになったことを意味する。
▽中国は5G商用化元年に突入
現在、世界の5Gは商用化する重要な時期に差し掛かっている。
中国5G産業は独自革新と開放協力の結びつきを堅持し、競争上の優位性を確立した。5G標準は世界の産業界が共同で参加し、制定した統一的国際標準であり、中国が声明した標準必須特許の割合は30%以上を占める。
技術の実証実験の段階では、ノキア、エリクソン、クアルコム、インテルなど多くの海外企業が深く関わり、各方面の共同の努力の下、中国の5Gにはすでに商用化の基礎が備わっている。
中国はこれまでと同じように中国内外の企業が中国の5Gのネットワーク建設と応用・普及推進に積極的に参加し、中国5Gの発展の成果をともに共有することを歓迎している。