▽ファーウェイは中国プロバイダーの5G建設を全力で支援
華為技術(ファーウェイ)はこのほど微信(WeChat)の公式アカウントに、「中国のプロバイダーによる中国の5G建設を全力で支援する」とのコメントを発表した。
同コメントは、「ファーウェイはエンドツーエンドの全面的で先進的な5G能力によって中国のプロバイダーの5G建設を全力で支援する。遠くない将来、中国の5Gが世界をリードすると確信している」とした。
ファーウェイは2009年に5G研究をスタートし、これまで技術と製品の開発に20億ドル(約313億円)を投入し、今ではチップや製品からシステムネットワーキングまで、全面的でトップレベルの5G能力を備え、世界で唯一、エンドツーエンドの5G商用化ソリューションを提供できる通信企業でもある。
ファーウェイはこれまでに3GPP(通信方式の仕様の標準化プロジェクト)に提出した5G標準は1万8千件以上に上り、標準の提案件数と採用件数は世界トップだ。ESTI(標準機関)に提出した声明の5G基本特許は2570件で、業界1位をキープし、主導する極海コード(ポーラーコード)、上下分離、大規模アンテナ、新型ネットワークの枠組などのカギとなる技術は5G国際標準の重要な構成要素になっている。
これと同時に、ファーウェイは全シリーズにわたる業界トップクラスの独自開発チップの大規模商用化を実現しており、世界初の5G基地局向けチップセット「天罡」、5G端末ベースバンドチップ「巴竜」、ターミナルプロセッサーのチップ「麒麟980」などがある。