米『CNN』は先ごろ、中国がジェット機時代へと非常に速いペースで進んでおり、国の航空需要も引き続き指数関数的に伸びるとの見通しを伝えた。中国は現在、約235カ所の空港を有し、公式予測によると、2035年には約450カ所の空港が必要となる。アナリストは、そうなれば中国の民用航空の総旅客数が全世界の4分の1に達するとの見方を示した。
米『ワシントン・ポスト』ウェブサイトによると、ウクライナ航空工業企業モトール・シーチの会長は、中国企業と航空エンジンの研究開発に取り組んでいることを明らかにした。ウクライナ商工業協会会長のジナディリ・チェツコフ氏は、2020年に中国がウクライナにとって最大の貿易相手国になると予想。2018年のウクライナと中国の貿易総額は98億米ドルに上り、貿易総額はここ2年で51%増加したとしている。
シンガポール『ザオバオ』は、中国が2022年に米国を上回り、世界最大の民用航空市場になる上、中国商飛が研究開発したC919の生産も進んでいると報じた。
中国とEUは現地時間5月20日にベルギーのブリュッセルで、「中華人民共和国政府と欧州連合民用航空安全協定」と「中華人民共和国政府と欧州連合の就航ダイヤに関する協定」を結んだ。これは、第21回中国・欧州首脳会談連合声明にもとづく措置となり、中国とEUが初めて締結する航空協定で、双方の民用航空協力の重要なマイルストーンとなる。