貿易上のいじめで赤字削減？計算を間違えた米国

タグ：中米貿易摩擦

発信時間：2019-06-12 11:52:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　米国が自ら発表したデータは有力な証拠になる。米商務省経済分析局のウェブサイトが3月に発表した報告によると、米国の2018年の貨物貿易赤字額は過去10年で最大の8913億ドルにのぼった。

　中国商務部は数日前、「中米経済貿易協力における米国の受益状況に関する研究報告書」を発表した。中米両国の産業競争力、経済構造、国際分業、貿易政策、米ドルの地位という5つの面から、米国の対中貿易赤字が生じる原因を深く分析し説明した。

　報告書は、マクロ調整策を講じ、収入に合わせて支出を決め、需給バランスを整えることで、米国は初めて根本的に貿易赤字を解消できると指摘した。

　米イェール大学シニアフェローのスティーブン・ローチ氏は、米国の貿易黒字は何の理由もなく生じたわけではなく、実際には米国経済内部の深刻なバランスの乱れを反映していると判断した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年6月12日

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