中国商務部が12日発表した統計によると、2019年1-4月の中国のサービス貿易額は前年同期比4.1%増の1兆7446億3千万元だった。うち輸出は10.1%増の6192億8千万元、輸入は1.1%増の1兆1253億4千万元で、貿易赤字は9.7%減の5060億6千万元となった。
商務部サービス貿易司副巡視員の朱光耀氏は、相次いで打ち出される減税・費用引き下げやサービス貿易イノベーション発展などの政策措置がサービス貿易の成長力を増強し、「中国サービス」のブランド価値を持続的に上げたため、サービス輸出の優位性が拡大したとの見方を示す。1-4月のサービス輸出の伸び率は2ケタを保ち、輸入の伸び率を9ポイント上回った。サービス輸出は、輸出入に占める割合が35.5%と、前年同期に比べ1.9ポイント上昇し、サービス貿易赤字を大幅に減らした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月13日