6月11日のA株市場では、上海総合指数と深セン成分指数は、高寄り後に上昇し続け、出来高も膨らんだ。上海総合指数は2900ポイントを回復し、終値が2925.72ポイントに2.58%上昇。深圳成分指数と創業板指数はそれぞれ3.74%高、3.91%高だった。両市場の取引高は合計で5654億5200万元と、前日比の増加率が5割を超えた。
三大株式指数の出来高が膨らむなか、A株全体の時価総額も急増した。『証券日報』記者は同花順のデータをもとに、11日大引け時点のA株時価総額が58兆8300億元に上り、10日大引け時の57兆1900億元に比べ1兆6400億元の大幅増になったと伝えている。
詳細をみると、各銘柄が全体的に上がるなか、ブルーチップ株とテーマ株の株価上昇が目立ち、ストップ高が両市場で計119銘柄に上った。セクター別で、建築材料、農林牧漁、食品飲料の3セクターの上昇率が高く、それぞれ5.5%高、4.96%高、4.77%高だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月13日