ファーウェイ(華為)創業者の任正非CEOは17日、米国人学者のジョージ・ギルダー氏、ニコラス・ネグロポンテ氏と深セン本社にて、「技術、市場、企業」というテーマについて対談した。
任氏は「当社の30年間の発展には、世界の先進的な企業との提携と支援が不可欠だった。グローバルな協力によって初めて、多くの人に科学技術発展の成果を届けることができる」と述べた。
ギルダー氏は米国のエコノミスト及び未来学者で、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに対して「ファーウェイは問題ではなく、むしろ米国が経済を活性化させデジタルインフラ建設を強化するチャンスだ。米国はファーウェイを受け入れるべきだ」と述べたことがある。
ネグロポンテ氏は米マサチューセッツ工科大学メディア実験室の創設者で、メディアへの寄稿文の中で「ファーウェイの設備を禁止しても米国の通信ネットワークが安全になることはなく、むしろ米国の企業と消費者の損失を生む」と指摘していた。