小猪短租の潘采夫副社長は、「実際、多くのプラットフォームは日本の『民泊新法』施行以前の宿泊資源の水準を回復しており、民泊産業への投資家の多くが関連機関の認可を受けて再び市場に進出している」と現状を説明した。
日本旅行の価格が上昇を続ける中で、日本の民泊市場は巨大なパイであり、利益を上げようとする多くの民泊企業を引き寄せている。データによると、2018年に日本を訪れた中国人観光客はのべ800万台の大台を初めて突破し、前年比13.9%増加して、中国は前年に続き日本にとって最大の観光客出身国になった。また関連機関の予測では、東京五輪の開催期間中、東京を訪れる中国人客は50万人を超える見込みで、中国人の観客は日本現地の観客を除けば規模最大の層になるという。
エアビーアンドビーの関係責任者は、「東京五輪の開催は、中国人観光客の日本旅行をさらに促進し、日本の民泊市場は新たなビジネスチャンスを迎えることになる」と予想した。
▽市場再編を経て、新たな挑戦が始まる
1年前、勢いよく発展していた日本民泊市場は「仕切り直しのタイミング」を迎えた。18年6月15日、日本政府が「民泊新法」を打ち出すと、多くの宿泊資源が次々に市場から消えていった。
新法施行前に日本の関係機関が発表したデータによると、日本の民泊仲介サイトに登録公開された民泊施設1万5千ヶ所のうち、認可を受けていたのはわずか16.5%(2505ヶ所)で、少なくとも30.6%(4624ヶ所)は無認可営業だった。厳しい監督管理政策が実施されて、日本における民泊産業がどれほど大きな打撃を受けたかは想像に難くない。