石炭採掘+科学技術、貴州省が「自動運転」モードを開始

石炭採掘+科学技術、貴州省が「自動運転」モードを開始。

タグ:石炭採掘 自動運転

発信時間:2019-06-24 11:30:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 貴州省科学技術庁と省エネルギー局が先ほど戦略的協力協定を結び、石炭開発スマート化・機械化水準の向上を推進することになった。石炭開発がハイテクの高速列車に乗るに伴い、「炭坑内が無人で、地上に石炭がなく、100%クリーンエネルギー」という石炭産業新時代が貴州省に訪れようとしている。


 石炭を採掘し、運び、ベルトコンベアによって地上に送り出す—貴州発耳煤業有限公司では、地上で総合制御室のボタンを押すだけで、地下奥深くの石炭採掘装置が「自動運転」モードに入り、「ワンキーの採掘」を実現する。


 同社は2018年5月にビッグデータと石炭産業を深く融合させることで、採掘作業のスマート化改造を終えた。同社はこうして「自動運転」モードを開始し、炭坑の奥深くで働く作業員の数を減らしている。


 しかし天地を覆すような変化はこれだけに留まらない。貴州省科学技術庁の支援を受け、貴州盤江精煤股份有限公司は5年前に論証を踏まえ、中国鉱業大学と協力し石炭地下ガス採掘技術の難関突破に取り組んだ。中国鉱業大学の王作棠教授が率いる科学研究チームは、烏蒙山区の山脚樹炭坑に滞在し、5つの重大重要技術の難関突破に取り組み、昨年に地下石炭ガス化点火に成功した。


 地下の石炭を効果的に燃焼し可燃ガスに変える。こうすることで掘削しなくても直接的に地下の石炭のエネルギー成分を抽出し、石炭採掘を石油・天然ガス開発と同じようにできる。王氏によると、石炭地下ガス化は中国エネルギー革命の革新の方向を示しており、貴州省という石炭大省にとっては重大な意義があると見ている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月24日

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