中国財政部(省)は21日、2019年1-5月の全国の国有企業・国有企業が支配株主となっている企業の主要経済利益指標状況を発表した。データによると、国有企業の主要経済指標は引き続き成長傾向を維持している。人民日報が伝えた。
1-5月、国有企業の営業総収入は前年同期比7.7%増の23兆7730億元(1元は約15.6円)となった。うち中央企業(中国中央政府直属の国有企業)は前年同期比6.3%増の13兆8026億3千万元、地方国有企業は前年同期比9.8%増の9兆9703億7千万元だった。
1-5月、国有企業の利益総額は前年同期比8.7%増の1兆3929億元となった。うち中央企業は前年同期比9.2%増の9565億8千万元、地方国有企業は前年同期比7.6%増の4363億2千万元だった。中央企業と地方国有企業の利益総額は前年同期の21.8%、19.1%という成長率と比べ、いずれも成長率が低下した。
1-5月、国有企業の未払税金は前年同期比1.2%増の1兆9043億1千万元となった。うち中央企業は前年同期比1.6%増の1兆3798億4千万元、地方国有企業は前年同期比0.1%増の5244億7千万元だった。
5月末時点の国有企業の負債構成比率は0.2ポイント減の64.5%。うち中央企業は0.2ポイント減の67.5%、地方国有企業は0.1ポイント減の62.2%だった。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年6月22日