人工知能、中国の物流ロボット技術の進歩を後押し

人工知能、中国の物流ロボット技術の進歩を後押し。

タグ:中国ロボット

発信時間:2019-06-23 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ピッキング業務を受けてから最良ルートを設定して指定区域に向かい、作業員の素早い位置確認と正確な商品ピックアップを手伝うと、すぐに次の目標地点に向かって受注している全商品の選り分けを終える。「Bee Robot」はこうした一連の細かいピッキング作業を軽快に行うことができる。

 

 これは最近、中国の義烏科技創業パークでみられた光景だ。「Bee Robot」は新しく研究開発された物流ロボットで、日本企業と戦略的協力協定を結び、中国の物流ロボットとして日本市場とつながった初の事例となった。「人工知能技術を生み出すこと自体が大きな挑戦だったため、物流業への応用は人々に深い印象を与える。全体的に、『Bee Robot』の動きは非常に素晴らしい」。ロボット操作のデモンストレーションを見終えたフランス科学院会員、全米技術アカデミー会員のスティーブン・マラッタ氏はこのように評価した。

 

 「ロボットが応用される前は、作業員がカートを押して広大な倉庫内でピッキング作業を行い、一日中走りって『ハーフマラソン』になることもあった」。哈爾浜工業大学機器人集団副総裁の冠宇氏は、これが人件費だけでなく、倉庫ピッキング作業に求められる熟練度を上げていたとの見解を示す。


 「Bee Robot」には人が感じるこのような負担と「悩み」がない。このロボットは、倉庫の人件費や作業の強度、エラー率を引き下げると同時に、ピッキング効率を高め、取替式の貨物運搬パレットで様々な形状の貨物に対応するため作業員が動かしやすく、作業員は注文に追われて倉庫を走り回る必要がなくなった。

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