「今は華為(ファーウェイ)の携帯電話を使っている」。在インド外交使節団に勤務するニューデリーの運転手のシャマさんは最近、携帯電話を替えた。ボスが新しい携帯電話を買ったため、それまで使用していた華為の携帯電話を譲ってくれたという。この携帯電話を気に入っているというシャマさんは『環球時報』の記者にカメラ機能を見せ、「撮影効果が以前使用していた他国のブランドのものより優れている」と話した。インドで中国ブランドの携帯電はは非常に人気があるが、ある「国際的理由」によりインド人はジレンマに陥っている。
「華為が世界で最も優れた5G通信技術を持っていることは確か。しかし、インドが中国企業を選ぶか、具体的には華為を選ぶかは単なる経済または技術的な問題ではない」と話すムケシュさんは5Gにも関心を持っている。ポンペオ米国務長官はインド訪問時に5G問題に関してインドに圧力をかけた。当時、ある匿名のインド政府関係者は『環球時報』に対し、「技術面で言えば、中国企業の優位性を誰も否定できない。インド政府内部に華為の5Gネットワーク建設を許可するかどうか、非常に大きなずれがある」と述べた。また、インドの業界関係者は、「現時点で、インドに中国企業のインフラ建設への参与を許可した事例はなく、ネットワークセキュリティに関わる5Gはなおさらだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月5日