同時に、世界の中国経済に対する依存度が上がった。レポートによると、2000~2017年の世界対中国経済依存度指数は0.4から1.2へと次第に上昇。世界の製造業の総生産高に対する中国の貢献率は35%に達した。世界銀行のデータによると、2010~2017年の世界の世帯消費増に対する中国の貢献率は31%だった。また、自動車、酒類、携帯電話など多くの品目で中国は世界最大の市場となり、世界全体に占める消費額の割合が30%に達した。中国は2015~2017年に世界第二位のFDI対象国、供給国となり、なかでも中国の近隣に位置して資源貿易の割合が高く、クロスボーダー資本流動に参与する国の中国経済に対する依存度が最も高い。
中国の経済規模が巨大なため、世界のあらゆる業界が中国にある程度依存しており、対象20業界のうち17業界で、世界の総消費に占める中国の割合が20%を超える。また、世界のサービス消費に占める中国の割合も上昇している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月13日