中国は経済規模が世界2位の経済大国であり、国内総生産は1978年の3679億元から2017年には82兆7122億元に達した。不変価格ベースで計算すると、1979~2017年の平均成長率は9.5%に達する。2010年の米ドル不変価格ベースだと、中国の経済規模が世界に占める比率は1978年の1.8%から2017年には15.2%に上昇。
1979年から2017年までの中国の経済成長の世界経済成長への平均貢献率は18.3%、2013年から2017年は28.1%に達し、米国を11.5ポイント上回る。1979年から2017年までの三次産業の平均成長率はそれぞれ4.4%、10.7%、10.5%で、第二次産業は牽引的役割を果たした。
貨物の輸出入総額は1978年の355億元から2017年には27兆8101億元に増加し、平均伸び率は18.6%に達する。2017年の外資実質利用額は1310億ドル、外商直接投資の実質利用額は2兆ドル、2017年の非金融類対外直接投資額は1395億ドル、対外投資総額は1兆9000億ドルに達し、対外開放の経済成長への貢献が際立っている。
新中国が社会主義工業化の開始と急速な推進を成功させたことは、偉大な世界的意味を持つ。まず、新中国の工業化は、世界一の人口大国の工業化であり、70年にわたる工業化の推進が人類社会全体の持続可能な発展に大きく貢献したことは間違いない。
次に、「一帯一路」建設の推進に伴い、中国の工業化は後進国に新たな工業化の経験を提供し、「一帯一路」沿線国の産業グレードアップ、経済成長、工業化水準の向上を促した。
これは世界の工業化推進において重大な意味を持つ。さらに、新中国が中国共産党が指導する社会主義工業化の開始と急速な推進を成功させたことは、国家主権の完備と共産党指導を前提とし、社会主義と市場経済の有機的な結合を推し進め、社会主義市場経済体制を構築し、計画経済体制下における社会主義工業化モデルに存在する問題を解決し、旧ソ連が解決できなかった重工業化優先発展戦略による経済構造のアンバランスを修正した。これは世界の社会主義理論と実践に大きく貢献するだけでなく、当今の世界の主流経済学の革新的発展を誘導する意味も持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月14日