フォーチュン・グローバル500、中国の入選企業数が初めて米国を超え世界一に

フォーチュン・グローバル500、中国の入選企業数が初めて米国を超え世界一に。

タグ:中国企業

発信時間:2019-07-23 10:24:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2019年版の「フォーチュン・グローバル500」が22日に発表された。売上高トップ500のうち中国企業は129社で、数で初めて米国を上回った。トップ5のうち中国企業は3社。中国石油化工集団有限公司(中国石化)は2位、中国石油天然気集団公司(中石油)は4位、国家電網有限公司は5位。


 トップ500全体の売上高は32兆7000億ドル弱で、前年比8.9%増。利益は14.5%増の2兆1500億ドルで記録を更新。純利益率は6.6%、純資産利益率は12.1%で、いずれも前年を上回った。フォーブスは「これはトップ500の復興を示している」と報告した。


 ランキングを見ると、中国企業の入選数が増えているほか、規模と売上も拡大を続けている。今年入選した中国企業のうち77社が、順位を前年より上げた。注意すべきは、今年の新規入選・再入選企業25社のうち中国企業が13社で、約半数を占めたことだ。うち414位の格力電器、468位の小米集団は初入選。創業9年目の小米は今年のトップ500のうち最も若い企業だ。


 北京新世紀跨国公司研究所所長、全国企業合規委員会副主席の王志楽氏は、中国企業の数の増加と規模の拡大の原因について、「内需の急成長が企業の規模拡大の重要な場を与えた。また多くの中国企業が戦略を見直し順位を上げた」と分析した。


 国連貿易開発会議経済事務官の梁国勇氏は記者に「マクロ経済の発展に必要なのは、ミクロレベルの企業の規模拡大、実力の強化、国際的な競争力の向上だ。フォーチュン・グローバル500は大企業の規模と実力を反映するランキングだ。今年の順位は中国企業の全体的な規模の拡大、実力の向上を再度反映した」と話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月23日

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