中国は10月1日(国慶節)に建国70周年を迎える。これを控え、国家統計局は25日、『新中国建国70周年経済社会発展成果シリーズ報告 その8』を発表し、中国の文化市場の繁栄と振興を明らかにした。
報告書によると、2018年の中国の映画興行収入は609億8000万元と、2012年に比べ1.9倍の増加となった。映画館スクリーン数は6万79スクリーンと同3.6倍増加し、世界トップに躍り出た。
報告書は、中国の文化産業への投資が大幅に拡大していると指摘。1953年から1957年までの5年間に投入された文化事業費は総額で4億9700万元だったが、1978年はその年だけで4億4400万億元に増加、2018年には928億33万元に達した。
また、中国の文化産業の経済規模も大幅に増加したと指摘。2018年の同生産額は3兆8737億元と、2004年比で10.3倍増加。国内総生産(GDP)に占める割合は、2004年は2.15%、2012年は3.36%だったが、2018年には4.30%に拡大し、国民経済に占める割合は年々高まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月26日