中小不動産会社180社が破産、再編を迎える市場

中小不動産会社180社が破産、再編を迎える市場。

タグ:不動産会社 破産

発信時間:2019-07-26 14:24:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 不動産市場調整の掘り下げに伴い、この1年以上に渡り不動産業界が再編を迎えている。小規模で競争力の乏しい中小企業は今年、市場から徐々に撤退している。約180社が破産するか、破産申請中だ。


 易居研究院シンクタンクセンター研究総責任者の厳躍進氏は「破産の具体的な原因はさまざまだ。一部は企業の経営不振で、また一部は登録後に具体的な経営を行っていない可能性がある」と述べた。


 記者の調べによると、公告に含まれるこれらの企業の大半は、3・4級以下の都市にある現地の中小不動産会社となっている。


 業界関係者は「多くの中小都市では、人口の自然成長率が高くなく、人口流入も顕著ではない。不動産市場の成長には限界がある。同時に資金、ブランド、規模などの面で強みを握る大手・トップの不動産企業も近年、中小都市への進出を開始した」と指摘した。


 専門家は「中国の不動産市場が増量の時代から在庫の時代に移り変わるなか、不動産市場の構造に変化が生じている」と述べた。国務院発展研究センターの劉衛民研究員は「この市場化メカニズムを通じ、競争力の低い企業を淘汰できる。これは市場全体の良好な回転にとってメリットになる」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月26日

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