中国地理情報産業大会が本日発表した情報によると、昨年の中国地理情報産業の生産額は前年比で約15%増の5957億元となった。中国地理情報産業に従事する企業数は今年6月末現在で10万4000社を超え、うち上半期の新規登録企業は1万1200社以上。測量資格企業は2万社以上で、産業の従業員数が134万人を突破した。
中国の地理情報産業は近年急成長しており、産業の規模が拡大を続けている。産業構造の改善が続き、革新力が絶えず向上し、融合発展の効果が顕著だ。全体的に世界先進水準に近づいている。
インフラ整備の改善が続き、地理情報産業の発展に重要な支柱を提供している。昨年末、北斗3号基本システムの建設が完了し、グローバルサービスを開始した。国内で販売されているスマートフォンのうち6割以上の機種が北斗システムに対応している。中国の軌道上を飛行中の高分衛星、陸地観測衛星、海洋観測衛星、大気観測衛星は27基にのぼる。大量の地理情報と位置サービスが新たな製品とサービスを生み、幅広い市場空間を形成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月26日