中国のネットビジネスモデル、米国が複製中=米誌

中国のネットビジネスモデル、米国が複製中=米誌。モバイル技術の創造と使用について、中国は世界で最も先進的な国の一つだ。携帯電話により日常的な金融取引を行う中国人は、米国の総人口よりも多いほどだ…

タグ:モバイル 技術 テック企業 EC SNS

発信時間:2019-07-27 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 モバイル技術の創造と使用について、中国は世界で最も先進的な国の一つだ。携帯電話により日常的な金融取引を行う中国人は、米国の総人口よりも多いほどだ。USニューズ&ワールド・レポート誌が伝えた。


 現在の中国はモバイル技術への依存度が上がっており、西側のビジネスモデルの複製・模倣から製品及びサービスの創造に移り変わっている。これらの製品及びサービスは現在、西側に模倣されている。


 「中国インターネット報告書2019」は、「世界のテック企業は現在、中国の同業者の成功したコンセプト(スーパーアプリ、SNS+EC、短編動画)を複製中だ」と指摘した。同報告書によると、スーパーアプリとは「ショッピング、配車、口座振替、航空券予約などの一体型サービス」を指す。最も有名なサービスは、アクティブユーザー数が10億人を超える微信(WeChat)と支付宝(Alipay)で、米国のフェイスブック、日本のLINE、インドネシアの総合サービスプラットフォーム「Go-Jek」に模倣されている。


 中国企業はSNSとECを融合させている。タオバオや拼多多などのユーザーは、ライブ動画配信を見ながらの共同購入が可能だ。これらのコンセプトはAmazon Liveなどの米国のアプリに模倣されている。動画投稿者がライブ動画で商品をPRし、ユーザーがこれを直接購入する。インスタグラムは商品のタグをタップすることで商品のページに移動できるようになっており、グーグルはYouTubeにショッピング機能を追加する予定だ。


 米スナップチャット社は今年2月、中国の動画サービスのTikTokを競合他社のリストに収めた。フェイスブックは2018年に短編動画アプリ「Lasso」をリリースしたが、これがTikTokのコピー版であることは間違いない。


 同報告書によると、中国は5G技術の展開でも他国よりも先進的であり、保有する5G技術特許件数は米国のほぼ2倍の約3400件にのぼる。中国3大通信事業者は5G技術を試験的に導入中で、約1億6700万人にサービスを提供している。3社の5G費用・支出は、2023年までに450億ドルを超える見通しだ。その一方で、5G技術の米国における同期のカバー人数は1億人に留まる。


 ところが中国のインターネットの普及率は60%と依然として低く、米国は78%だ。ところが人口が13億人を超える中国のネットユーザー数は米国の3倍であり、しかも米国は中国のネットビジネスモデルを複製中だ。これは中国が誇れることだ。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月27日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで