ネパールの「タマコシ3」水力発電所の共同開発枠組み協定が25日、首都カトマンズで調印された。中国・雲南省の張国華副省長、ネパールのエネルギー長官が調印式に出席した。
同協定は雲南省能源投資集団有限公司、中国三峡上海勘測設計研究院有限公司、ネパールTBIグループによって共同調印された。投資総額は5億3000万ドルを予定。
情報によると、同水力発電所はネパール中東部に位置する。計画中の設備容量は200MW、竣工後の年間発電量は9億8000万kWhを予定。
張氏は挨拶の中で「雲南省とネパールは協力の高い潜在力を秘めている。昨年の双方の貿易額は1000万ドルを突破し、前年比で341%増となった」と述べた。
ネパールのエネルギー長官は「同プロジェクトはネパールと中国の友好を象徴する。水力開発のより多くの経験を学びたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月27日