国家統計局のウェブサイトに掲載された情報によると、今年上半期の全国の一定規模以上のカルチャーおよび関連産業の企業の営業収入は7.9%増加した。国家統計局社会科学文化司の上級設計士の殷国俊氏は、中国のカルチャー産業は安定した急成長を維持し、今年に入って8%前後の成長率を維持していると話した。
これについて、殷国俊氏は以下のように分析した。
カルチャー産業の安定した急成長の維持。2019年上半期の全国の一定規模以上のカルチャーおよび関連産業の企業の営業収入は4兆552億元で前年同期比7.9%増加し、今年に入って8%前後の成長率を維持している。
カルチャー産業の構造が引き続き合理化。カルチャーサービス業の比率が向上。カルチャーサービス業の営業収入の伸び率は13.0%で、カルチャー製造業、カルチャー卸売・小売業よりそれぞれ8.6ポイントと7.5ポイント高い伸びとなった。カルチャーサービス業の営業収入が占める比率は40.9%に達し、前年同期より4.2ポイント上昇。
カルチャーの新業態が勢いよく発展。カルチャーおよび関連の9業種のうち、伸び率が高かった報道情報サービス(25.1%)、クリエイティブデザインサービス(12.4%)、カルチャー投資運営(10.2%)、コンテンツ創作生産(9.8%)はカルチャーの新業態の大部分をカバーした。うち、ラジオ・テレビ集成報知制御、インターネットのその他の情報サービス、インターネット広告サービス、産業デザインサービス、インターネット・カルチャー娯楽サイト、電子出版物の出版、ウェアラブルスマートカルチャーシステム、仮想現実(VR)装置などの業態の営業収入の伸び率はいずれも20%以上で、カルチャーの新業態は勢いよく発展し、カルチャー発展分野を拡張・革新し、中国のカルチャー産業の発展を促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月3日