ある26歳の女性は、まさに中国の独身貴族だ。週3回はフィットネスクラブへ行き、化粧品は高価なブランド品を使う。季節ごとに新しい衣類を買いそろえ、休暇で海外旅行にも行く。今後は、絵画、ピアノ、乗馬などの趣味に費やす時間を増やしたいという。
しかし、一人の気楽さには孤独がつきまとう。中国のあるレストランでは、一人客の対面に大きなぬいぐるみを置いた。私が昨年行ったレストランでは、多くのテーブルにぬいぐるみが置かれていた。中国の「おひとりさま経済」は今後、孤独と安心感を巻き込んで拡大し続けるかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月5日