合肥荏原精密機械公司総経理の堀江拓生氏は、「ここに入居したことで、我々は現地企業と協力してイノベーションに取組み、共に半導体産業の発展を推進することが可能になった」と述べた。
江蘇省南京では、韓国のLGグループが中国で新設するリチウム電池プロジェクトが下半期に完成する見通しだ。リチウム電池が今年、国家外商投資奨励産業目録に組み入れられたことで、企業の対中投資拡大への信頼感も高まった。
江蘇省南京市商務局外資処処長の孫梁氏は、「目録に組み入れられた関連産業の企業は、自家用設備の輸入関税を減免する政策支援を受けられる。これは企業にとって、確かな優遇措置となる」と語る。
今年上半期は、全国で外資利用額が良好な伸びを示し、実質外資利用額は4783億3千万元と、前年同期比で7.2%増加した。特に、ハイテク産業の実質外資利用額は同44.3%増加し、全体での割合は28.8%に上った。うち、ハイテク製造業の実質外資利用額は13.4%増加、ハイテクサービス業の実質外資利用額は71.1%増加し、伸び率は外資利用額全体の伸びを大きく上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月5日