文字 経済 > 

発信時間：2019-08-05 16:09:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国国家統計局を取材した記者によると、新中国成立70年間で、中国の市場主体は大幅に数が増え、従業員を大量に増やしたことで、就業促進と所得向上にプラスの作用を果たした。市場供給主体が多様化し、小・零細企業も重要な支柱となっている。

 

　大企業と中企業は成長が速く、小・零細企業は国の政策による支えと自身の経営の「短、平、快」の優位性を活かし、良好な発展トレンドを保っている。1980年代は、大・中規模商業企業の経営請負責任制が徐々に普及し、各種の「巨頭企業」が牽引作用を発揮しながら制度を支えた。小規模商業企業は、「改、転、借、売」などの形で活発化した。第18回党大会の開催後、「行政のスリム化と権限委譲、監督管理能力の強化と権限委譲の両立、行政サービスの最適化」が、供給側構造改革を中心とする全面的な改革深化の重要な内容となり、市場主体の活力を喚起する大きな作用を日増しに強めた。国家市場監督管理総局の統計によると、2018年の全国実在市場主体は1億件を超え、1日当たり新規設立企業は改革前の6900件から2018年には1万8400件に増えた。千人当たり企業数は、商事制度改革前となる2013年の11.4社から現在の23.9社に2倍余りに増えた。

 

　小・零細企業が消費成長の大きな支えとなっている。大衆消費の拡大、ネットショッピングの急成長、消費需要の多様化とカスタマイズ化が進むなか、多くの小・零細企業が経営方式のフレキシブル化で、顧客層の広さや経済実益などのメリットを活かして高い成長率を保ち、消費財市場の安定成長の重要な支えとなった。2013年から2018年の消費財（基準額以上）小売額は年間8.5％増で、社会消費財小売総額の伸び率を2.4ポイント下回った一方、消費財（基準額以下）小売額は、社会消費財小売総額の伸び率を大きく押し上げた。

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る