新業態が急速に発展すると同時に、都市商業総合体などの新モデルが相次いで出現している。先端サービスを中心に小売、飲食、レジャー・娯楽、文化、教育など多項目の都市機能と総合的サービスを融合させた大型商業総合体の数が年々増えている。特に2011年以降、都市商業総合体は毎年新たに100社を超えるペースで増加。2017年末時点で中国の都市商業総合体は1339社と、2016年末に比べ108社増えた。うち2011年から2017年に新規開業したのは約1000社で、全体の74.2%を占める。都市経済発展の水準を示す商業総合体などの新モデルが、消費の新たな成長エネルギーの重要な媒体となってきた。
新中国成立70年間を振り返ると、中国の消費市場は規模が持続的に拡大し、構造のモデル転換と高度化が進んだことで、国民の美しい生活に対する需要を満たす重要な作用を果たした。第18回党大会以降、改革と開放が一層深化し、供給側構造改革が進むなか、新業態が持続的に急成長すると同時に新商業モデルが勢いよく発展し、国内市場発展の活力解放が続いた。今後も引き続き、消費は中国経済のハイクオリティな発展に向かうための大きな支えとなる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月5日