対中輸出が急減、米国メイン州のロブスター業者が悲鳴

対中輸出が急減、米国メイン州のロブスター業者が悲鳴。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-08-12 13:49:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 一部アナリストは、「米国メイン州のロブスターの対中輸出量が急減しているが、これは米国が中国に貿易戦争を仕掛けたことで、米国の農業漁業従事者が損害を被っている1つの典型例だ」との見方を示した。香港メディアが報じた。


 「香港経済日報」は先般、中国に活ロブスターを大量に輸出しているメイン州の業者が憂慮の念を抱いていると報じた。米Maine Coast社は活ロブスターの卸売業者で、メイン州に本社を置く。同社の営業担当副総裁であるSheila Adams氏は、「米中の関税戦争のために、同社の中国での売上はすでに約80%消失した」と語った。


 報道によると、中国という主要顧客を失い、Sheila氏と彼女のチームはその他の市場に目を向けざるを得ない状況だ。彼らはロブスターを加工・包装し、29カ国に出荷する準備をしているが、これらの国全てを合わせてやっと、中国という単一市場に相当する規模だという。


 Sheila氏は、「中国人は活ロブスターを何よりも愛しており、人口が多いため市場も広い」とし、「卸売業者として、これは非常に重要なことだ」との認識を示した。

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