海外回答者はおしなべて中国経済の発展を好感し、半数近くの回答者は「中国は世界一の経済体となり、新たなグローバル化をリードし、グローバルガバナンスにより多く貢献する」との見方を示し、65%の海外回答者は「中国の国際的地位と世界的影響力は引き続き上昇する」とした。
中国がグローバルガバナンスに参加する分野で、科学技術、経済、文化が最も評価されており、評価する海外回答者の割合はいずれも50%を超えた。また、グローバルガバナンスにおいて中国の役割が最も期待される分野について、発展途上国の回答者は経済(61%)と科学技術(59%)を選んだのに対し、先進国の回答者は科学技術(42%)と文化(39%)を選んだ。
調査の結果によると、「悠久の歴史とあふれる魅力を持つ東方の大国」が海外回答者の中国に対する最も際立ったイメージで、この項を選んだ海外回答者の割合は59%に達した。
今回の調査は当代中国・世界研究院が2018年3月から6月に行ったもので、世界22カ国で実施され、アジア(中国、日本、韓国、インド、インドネシア、サウジアラビア、トルコ)、欧州(英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン、オランダ)、北米(米国、カナダ、メキシコ)、南米(ブラジル、アルゼンチン、チリ)、オセアニア(オーストラリア)、アフリカ(南アフリカ)など、各地域の1万1000人が対象となった。
「北京週報日本語版」2019年8月19日