世界一住みやすい都市1位はウィーン 蘇州・北京などもランクイン

世界一住みやすい都市1位はウィーン 蘇州・北京などもランクイン。

タグ:世界一 住みやすい都市

発信時間:2019-09-06 15:38:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 イギリスのエコノミスト・グループはこのほど、2019年度版「世界で最も住みやすい都市ランキング」を発表した。それによると、オーストリアのウィーンがオーストラリアのメルボルンをわずかに上回り、今年度の「世界で最も住みやすい都市」に選ばれた。3位はシドニー。また、戦乱が続くシリアのダマスカスは引き続き最下位、ナイジェリアのラゴスとバングラデシュのダッカがワースト2位と3位になった。

 

 米CNNの4日の報道によると、今年のランキングのトップ10はオーストラリア、カナダ、日本の3国がほぼ独占。うち、オーストラリアのメルボルン、シドニー、アデレードは2位、3位、10位。5位から7位にはカナダのカルガリー、バンクーバー、トロントが並んだ。日本の大阪は4位、東京はトロントと並んで7位。トップのウィーン以外に、欧州からトップ10入りした都市は9位のデンマークのコペンハーゲンだけだった。

 

 香港紙『南華早報』の4日の報道によると、蘇州は中国大陸で最も住みやすい年で75位につけた。そのほか、北京と上海はそれぞれ76位と80位、中国香港は38位で昨年より3ランク低下した。

 

 同報告は都市の安定性(25%)、医療サービスの状況(20%)、文化と環境(25%)、教育(10%)、インフラ建設(20%)の5項目を評価。各項目の下にサブ項目も設けている。都市の安定性を例にすると、都市の犯罪状況、テロの脅威、軍事衝突、民事騒動などの指標を評価し、実情に合わせて点数をつける。

 

 注目すべきは、今年の評価で多くの都市が「不安定さ」の損をした点である。例えば、フランスのパリは「黄色いベスト運動」により昨年より6ランク低下して28位になった。イギリスのロンドンと米国のニューヨークは国際的大都市だが、住みやすさランキングでは上位に入らず、それぞれ48位と58位だった。この2都市には大きな犯罪およびテロ攻撃の危険が潜んでいると評価された。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月6日




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