JPモルガンは4日、2020年2月28日から中国国債をJPモルガンのフラッグシップ指数であるGBI-EM(ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ)に採用すると発表した。組み入れは、10カ月かけて段階的に進める。今回採用する中国国債のウエイトは上限の10%となる見込み。
これに先立ち、4月1日には、人民元建ての中国国債と政策銀行債がブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数に採用された。5月14日にMSCIは、中国A株のウエイトをそれまでの5%から10%に引き上げると発表。FTSEラッセルは6月24日、A株をグローバル株式指数体系に組み入れると発表した。国際的に主要な金融指数が相次いでA株と中国国債を採用しており、人民元建て資産はグローバル中長期投資家のポートフォリオに欠かせない資産となる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月9日