8月の外貨準備高は前月比35億ドル増 9カ月連続の買い増し

8月の外貨準備高は前月比35億ドル増 9カ月連続の買い増し。

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発信時間:2019-09-10 15:45:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 交通銀行金融研究センターの劉健研究員は、ここ数カ月の外貨準備高の変動は主に評価要素によるもので、8月に外貨準備高が35億ドル増加したのも、主に債券の評価によるものだと分析。8月の米国、ユーロ圏の債券収益率は大幅に低下し、債券価格は上昇した。うち、米国の10年国債の収益率は2%から1.5%に低下、ユーロ圏の公債の収益率は-0.4%から-0.6%に低下。大まかに見ると、債券の外貨準備高へのプラス貢献は約100億ドルになる。また、為替要因の外貨準備高へのマイナス影響は前月をはるかに下回り、同月にユーロは小幅下落し、日本円は上昇し、為替レートの外貨準備高へのマイナス影響は約20億ドルになる。短期的に見て、資本移動は全体的に安定し、外貨準備高への影響は引き続き評価要素が中心になる。9月の債券の外貨準備高への貢献は縮小し、外貨準備高は安定に向かう見通し。

 

 王春英氏は、今年に入り、複雑で厳しい外部環境に直面する中、中国経済は全体的に安定を維持し、安定の中で成長し、安定性と靭性は大幅に高まり、経済構造の合理化が進んでいるとの見解を示す。中国の国際収支は全体的にバランスを維持し、外貨準備高も安定しながら増加している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月9日



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