米国の一部の者たちにこう言おう。経済の法則を尊重し、経済学の常識を学び直せ、自国の人々の心の声に耳を傾けよと。カルロス・グティエレス元米商務長官が先ごろ発言した言葉がこのことをよく表している。同氏は「中米双方は通商協議で合意するだけでなく、新たな協力の在り方を探るべきだ」と指摘。通商関係の安定性を回復させる必要があると訴えた。
なお、中米両国は10月初めにワシントンで13回目となる閣僚級貿易協議を開くことで合意した。通商関係の安定化に向け、然るべき方法で好機を捉えるということは、双方にとっても重要だ。
中米両国首脳のコンセンサスが示す方向に沿って共に努力し、協議に向けた良好な下地づくりをすることこそが本来あるべき建設的な姿勢といえよう。一部の者たちが無責任な発言をやめ、中米双方のコンセンサスと世界各国の期待に沿った形で誠意を示すとともに行動を起こし、協議に向けた下地づくりを図ることを米国側に望みたい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月11日