第4回中国・アラブ諸国博覧会国際物流協力商談会が5日、寧夏回族自治区銀川市で開催された。ウズベキスタンやモンゴルなどの「一帯一路」沿線諸国・地域の関連政府機関の職員、国家級物流協会の専門家、物流企業の取締役、中国23省の生産・製造企業代表者ら500人以上が出席した。
同商談会は「国際物流協力を掘り下げ、企業の物流コストを削減」をテーマとする。一帯一路沿線諸国の政府機関、物流協会、物流企業の物流商談・交流・協力の場を築く。
中国物流・調達連合会の何黎明会長は「中国の物流業界は現在、重要な戦略的チャンスの時期を迎えている。一帯一路の枠組み内で、同商談会は中国とアラブ諸国の国際物流協力、経済貿易協力、生産能力の協力を掘り下げ、国際貿易及び投資の自由化・円滑化を促進する」と述べた。
寧夏九鼎物流科技有限責任公司などの企業7社が、今回の商談会で積極的に商談を行った。キルギスタン、カザフスタン、モンゴル、及び天津中鉄連合国際コンテナ有限公司、大連良運集団などの国内外物流企業の協力協定・契約・意向書が署名された。
商談会の期間中、主催者側はさらに天津港、青島港、中鉄コンテナ、順豊速運、伝化智聯、京東物流、菜鳥網絡などの、港湾、海運、鉄道、道路、サプライチェーン管理など各物流業態の物流サービスサプライヤー12社を招待した。事業PR及び協力優遇政策の紹介を行い、物流の需給双方の情報交換と業務連携を促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月15日