米メディアは最新の調査をもとに、「米国企業の最高財務責任者(CFO)の半数以上は、米国が2020年の大統領選前に景気後退に陥るとみている」と報じた。
米CNBCは18日、「米デューク大学がこのほどCFO225名を対象に行った調査によると、失業率が過去最低となり、消費は力強いが、米国経済に対する悲観的なムードは今年に入ってから着実に高まっている」と報じた。
米デューク大学/CFO・グローバル・ビジネス・アウトルックがCFO225名を対象に行った調査によると、米国のCFOの53%は、米国が来年の第3四半期末に景気後退に陥るとみている。67%は、2020年末に景気後退に陥るとの見方を示したという。
同大学の金融学教授ジョン・グラハム氏は、各社CFOが悲観的な見方に傾いていることに触れ、「悲観的な見方が楽観的な見方に比べて益々増えている」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月23日