中国物流・調達連合会は25日、今年1-8月の物流運行データを発表した。社会物流総額の伸び率は1-8月にやや低下し、需要構造の改善が続いた。
1-8月の全国社会物流総額は前年同期比5.8%増の188兆6000億元で、伸び率が前年同期比で1.1ポイント低下した。
うち工業品物流総額の伸び率が低下し、輸入物流総額が予想を上回り、単位・住民物品物流総額が高い伸び率を維持した。具体的に見ると、1-8月の工業品物流総額は前年同期比5.6%増の170兆7000億元、輸入貨物物流総額は2.7%増の9兆3000億元、単位・住民物品物流総額は18%増の5兆元。
中国物流情報センターの何輝主任は「物流運行は8月に減速の圧力に直面したが、安定的な成長の流れを維持した。うち国民生活と関連する単位・住民物品物流の需要と、循環型経済と関連する再生資源の需要は、いずれも2桁台の高い成長率を維持した。これは社会の物流需要構造の持続的な改善を反映している。物流業界の運行は全体的に、好景気の状態を維持している」と述べた。
また、社会物流総費用の伸び率がやや低下した。1-8月は前年同期比7.8%増の8兆9000億元で、伸び率が1-7月より0.1ポイント低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月27日