今年は中華人民共和国成立70周年だ。70年に渡る各世代の科学技術者のたゆまぬ努力により、中国の科学技術力は歴史的な飛躍を実現した。中国は重要な国際的影響力を持つ科学技術革新大国になった。
新中国成立当初、科学研究に専門的に従事する人は500人にも満たなかった。2013年のフルタイム当量の研究開発者総数は350万人以上で世界一になった。この数値は2018年に420万人弱に達した。
中国は1985年になり特許出願の受理を開始した。同年の特許出願件数は1万4000件余りで、11年後には10万件を突破した。その後も急増し、2010年には100万件を突破し、2018年には400万件以上に達した。中国は8年連続で世界最多をキープしている。
うち、中国の他国・地域における国際特許出願件数は世界2位。すべての国際特許出願のうち、革新水準を最も良く示す発明特許が85%を占めており、かつその7割以上が特許取得に成功している。
中国の研究開発費が急増している。1995年はまだ300億元余りだったが、2018年には55倍増の2兆元弱に達した。中国の研究開発費は2013年以降、米国に次ぐ2位をキープしている。研究開発費の対GDP比は2018年に2.19%に達し、EU15カ国の平均水準を上回った。
中国は70年に渡り、量子科学、超伝導、航空・宇宙、高速鉄道、原発、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの分野で重大な進展を実現した。ハイテク製品の輸出額も1995年の100億ドルから2016年の6000億ドル以上に増加した。
世界129の経済体の革新力ランキングで、中国は5年連続で順位を上げ、2019年には14位に浮上した。世界で唯一トップ20入りした中所得国になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月20日