中国の経済データを疑問視、米国には根拠なし=外交部

中国の経済データを疑問視、米国には根拠なし=外交部。

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発信時間:2019-10-24 11:15:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国経済が過去57年で最も振るわないと米国側が称していることについて、中国外交部の華春瑩報道官は23日、「中国経済の運行は全体的に安定し、安定しつつ前進する良好な発展の流れを維持している。中国の経済データを疑問視する声があるが、これがいかなる事実の根拠も持たないことは明らかで、成り立たない」と述べた。


 同日の定例記者会見で、記者からは「報道によると、米国の指導者は21日の高級会合で、中国経済が過去57年で最も振るわずマイナス成長になる可能性があるため、中国が経済貿易協定の締結に傾いていると述べた。中国側はこれをどのように見ているか」という質問があった。華氏は次のように回答した。


 今年に入り、中国経済の運行は全体的に安定し、安定しつつ前進する良好な発展の流れを維持している。第1-3四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.2%増で、このペースは世界主要経済体の中で屈指だ。国内外で問題・リスク・挑戦が目に見えて増加するなか、中国が手にしたこの成績は得難いものだ。経済成長率がやや低下しているが、これは高成長段階から高品質段階に移る中国経済の発展方向に合致している。中国の経済データを疑問視する声があるが、これがいかなる事実の根拠も持たないことは明らかで、成り立たない。


 中国は依然として世界経済成長の主な動力で、世界経済発展に大きな貢献を成し遂げている。国際通貨基金(IMF)の試算によると、中国の世界のGDP成長に対する寄与度は、2009-18年の間に34%にのぼった。グローバル化の発展が進む今日、世界経済と中国経済は深く融合している。一方が栄えれば共に栄え、一方に損失が生じれば共に損失を被る。中国の経済情勢、中国経済の世界経済への寄与という問題について、国際社会は早くから客観的かつ実際的な判断を下している。これは誰かの二言三言で変えられるものではない。他者のイメージを落としても自国の問題を解消できず、協議による食い違いの解消にも資さない。


 世界経済の不安定性と不確実性が上昇し、低迷の圧力が絶えず拡大する現状のもと、各国は協力とウィンウィンを堅持し、世界経済の力強い持続的でバランスの取れた包括的な成長を推進するため、着実に取り組むべきだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月24日

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